正月の初釜濃茶に使う金銀箔を貼った一双の嶋台茶碗です高台は金は五角形で鶴を銀は六角形で亀を表わすお目出度い初釜には必需の茶碗です共箱入り蓋には箱書き大樋焼おおひやき島台茶盌加州 日本の金融機関では、振込後の入金確認に時間がかかることが一般的であり、特に振込が休日や夜間に行われた場合、翌営業日まで入金が遅れる可能性が高くなります。このため、振込を行う際には、時間帯を考慮し、計画的に行動することが重要です。
正月の初釜、濃茶に使う金銀箔を貼った一双の嶋台茶碗です。高台は、金は五角形で鶴を、銀は六角形で亀を、表わすお目出度い、初釜には必需の茶碗です。
共箱入り、蓋には箱書き「大樋焼(おおひやき)」「島台茶盌」「加州方南造(かしゅうほうなんづくり」、「方南」の白文印が見られます。
なお、「島台」は「嶋台」とも、茶人は「茶碗」ではなく「茶盌」を用いるとか。
「大樋焼」は、京都の伝統的焼物「楽焼」の技法を今に伝える、石川県金沢市にある350年の歴史と伝統のある「脇窯(わきがま)」。当時、京より茶碗造り師とし金沢に同道した「長左衛門」が「大樋焼」の初代。
なお、「脇窯」とは、京の「楽家」代々の本窯に対し、本家の別家として新たに窯を起こした窯元の総称。
「方南」は、国宝や文化財その他の国家レベルの研究者「田山方南」が有名で、作陶も手掛けたようです。
一方、出品の作者「加州方南」は、石川県金沢市で活躍した陶芸家「西坂方南」のようです。「加州」は加賀(石川県)の別名。
「西坂方南(~昭和49年)」は「大樋焼」の八代「大樋長左衛門(江戸末~昭和2年)」の門人で、主に茶陶を手掛け、飴釉茶碗や黒茶碗などは京都でも評価を得る。
画像写真12、13で「方南」の銘印が見られます。不鮮明な点はご容赦下さい。
古美術品?として購入、自宅保管されていたものです。
「西坂方南」の没年(昭和49年)から考えて、製作は50年以上前だと考えられ、共箱は汚れや変色、キズが見られます。使用状況は分かりませんが、画像写真から金銀箔の剥がれは少なく、汚れやキズ、欠け、割れなどはほぼありません。良好な状態の美品と言えます。
大きさ(㌢)重さ(㌘)はおよそ次の通りです。
【五角高台金茶碗】
高さ5.9、口外径15.2、内径14.3、
高台0.8、五角対向6/
重さ460/
【六角高台銀茶碗】
高さ5.6、口外径18.5、内径17、2、
高台0.8、六角対向7.5/
重さ575㌘/
【共箱】
縦・横20.5、高さ12.5/重さ565/
金沢の地で「楽焼」の伝統・技法を今に伝える「大樋焼」陶芸家「西坂方南」作の嶋台茶碗です。50年以上の経年品ですが、使用が少なかったのか、金銀箔の剥がれも少なく汚れや傷はほとんど見られない美品です。「楽焼」との違いは分かりませんが、茶道具として活用していただければ幸です。
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